肉離れ

肉離れを起こしやすい部位と症状

ふくらはぎ、ハムストリング(裏もも)

筋繊維が断裂してしまい、筋肉が収縮するだけで激痛がはしる。受傷直後は、まともに歩けない状態になります。

日が経つと内出血が紫色になってきます。皮膚表面の紫色は重力で下へ移動します。
二週間は絶対に走らないこと。二週間後くらいにjogをゆっくりしてみて痛みが無いならjogだけしてみます。いきなり流しはダメです。痛みが出ない範囲でストレッチをして、柔軟性を戻すことが必要です。その部位がしこりになって再発しやすくなるので、専門の知識を持った治療院でしこりを散らしてもらうと良いです。

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治療方法

受傷直後は、アイシングをすることで治りが早くなります。RICE=ライスが基本です。

R:レスト、休養
I:アイシング、冷却
C:コンプレッション、圧迫
E:エレベーション、挙上、高く上げる

圧迫するために、全体がマジックテープになっている伸縮性のあるバンテージを使うと便利です。氷を入れた氷のうをバンテージで固定します。その部位を心臓より高く上げておきます。大体横になっておけば挙上はできます。一番難しいのがRestかもしれません、、、。

 

私の体験談

マイルリレーで日本選手権に出ていた頃、マイルリレーのスタート直後の加速区間で肉離れを起こしました。ハムストリングです。痛みは無くなりましたが治りきっておらず、1ヶ月半後のレースで再発しました。

再開後は、筋肉の柔軟性も落ちていますし、痛みが出ない範囲のトレーニングしかできないので普通のトレーニングに戻すには1ヶ月は覚悟しておいた方が良いと思います。痛みがあるのに走って再発、となったら最悪です。私はやってしまいました。結果的に長引いてすごく後悔しました。

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まとめ

長距離では普通はならないと思います。年齢を重ねて筋力が落ちているベテランアスリートの方は、流しやダッシュが危ないかもしれません。無理は禁物です。

若くても、疲労が蓄積していて筋肉の収縮がしにくくなっている時が危険です。

特に短距離や跳躍選手で、トップスピードを出すような場面、コーナーを抜けて再加速するような場面で起こりやすいです。

中長距離選手はあまりならないとは思いますが、スピード練習や筋トレが不足している時に、トップスピードを出そうとすると無駄に力むので、そういう時も注意が必要です。

肉離れは、最も中断期間が長くなる怪我です。高強度なトレーニングをいかに中断させないかが、パフォーマンス向上のためには必要ですので、防げるものなら絶対に防ぎたい怪我です。

もっと詳しい説明(外部サイト)
http://sports119.jp/nikubanare

アイシング用氷のう+バンテージ
怪我以外でも筋肉疲労を軽減するために気になる部位をアイシングすることも大切なセフルケアです。


スポーツ障害の入門書で基礎知識をおさえておくことは大切です。

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