アキレス腱の痛み

アキレス腱炎

アキレス腱の踵あたり、付着部が痛みます。走り始めは痛くて、走っているとだんだん慣れてきて痛みが和らぎます。

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ここで勘違いしてはいけません。それは、すでにアキレス腱炎です。

その段階ならまだ早く治すことができます。練習量を落として痛みを無くすことを優先すべき段階です。

そのままごまかして、通常の練習量をこなしていると、ある時から痛みが和らぐことが無くなります。走り始めから激痛になって、走れなくなります。そうなるとさらに長引くことになります。

 

治療方法

アキレス腱の痛みや違和感を感じた段階で、信頼できるスポーツドクターや治療院へ通うことをおすすめします。

治療は、その部位を安静にすることです。消炎鎮痛成分の湿布が効きます。その部位の炎症を抑えます。

走った直後はアイシングが有効です。

アキレス腱を伸ばすストレッチはやってはいけません。痛みが無くなったら少しづつストレッチをして可動域を戻します。

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私の体験談

私は、現役の800m専門の頃はアキレス腱は痛くなったことがありません。走り込みで月600km走っても故障はしませんでした。

しかし、加齢によるあちこちの衰えの中で、痛みが出てしまいました。アキレス腱炎は、最初の頃は痛みが和らぐのでそのまま走り続けて、結局痛くて走れなくなって、1ヶ月ランを休んだことがあります。肉離れ並みの中断になってしまいました。

その経験後、痛みが悪化しない程度のjogを続けながら、痛みが改善したこともあります。距離を6kmくらいに短くして速いjogでなんとかつなぎました。

この、「少し痛いけど走れる。」というのが曲者です。ここで、いかに客観的に考えて練習量を落とすことができるか、自分との戦いです。

アキレス腱の痛みを走りながら治した体験談

 

まとめ

短距離選手ほど、体重の何倍もの力がこのアキレス腱にかかることになるので、疲労度合いの管理と練習後のケアが大事になってきます。

私の知っているスプリンターで100m10″前半の全国トップレベルの選手も、このアキレス腱炎が原因で引退しました。もう一人10″中盤の選手もアキレス腱炎に苦しんでいました。痛みが無ければ速く走れるけど、痛いからスピードが出せなくなってしまいます。

このアキレス腱炎は、短距離〜長距離まで誰でもなり得る怪我です。

痛みを感じたら無理をせずに、治すことを優先した方が賢明です。

痛いところがあると全力では走れませんから、、。

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