ランナーに起こりやすい怪我と故障


ここでは最低限必要な基礎知識と経験談を紹介します。詳しく知りたい方は、専門のサイト等で調べてみてください。

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【肉離れ】
ふくらはぎ、ハムストリング(裏もも)
筋繊維が断裂してしまい、筋肉が収縮するだけで激痛がはしる。受傷直後は、まともに歩けない状態になります。程度によっては内出血を伴います。
肉離れの説明

【筋膜炎】
ふくらはぎ、ハムストリング
肉離れの手前の状態です。筋肉組織自体の断裂ではなく、筋肉組織の表面を覆っている筋膜の損傷です。筋収縮時に、ピリッ!っとした痛みで発症します。筋肉が疲れてくると攣ったりするものですが、攣る前に痛みが出る場合があります。jogも無理な痛みです。数日で痛みはおさまりますが内部は痛んでいるので、走ると再発します。肉離れ同様二週間は安静にすべきです。
筋膜炎の説明

【腸脛靱帯炎が原因の膝の痛み】
膝の外側が痛みます。太ももの側面外側を押したら痛いです。腸脛靭帯は太もも側面外側にあります。腸骨から膝に向かって伸びる靭帯です。
腸脛靭帯炎の説明

【アキレス腱炎】
アキレス腱の踵あたり、付着部が痛みます。走り始めは痛くて、走っているとだんだん慣れてきて痛みが和らぎます。アキレス腱を触るだけでも痛いです。
アキレス腱炎の説明

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【シンスプリント】
スネの内側の痛みです。初心者病と言われる症状です。しかし、初心者でなくてもなり得えます。
シンスプリントの説明

 
【股関節の痛み】
股関節周りの筋肉が痛む場合と関節内部が痛む場合、座骨神経痛などの痛みがあります。上半身と下半身の連動を産む、骨盤に繋がっていおり走るために重要な関節です。
股関節の痛みの説明

 

怪我及び故障時にできるエアロバイクを活用した持久力トレーニング

受傷部位や故障の程度によって、エアロバイクに乗っても痛みが出ない場合があります。その場合は、痛みが出ないのであれば、痛みが無い範囲で運動を継続するべきです。

エアロバイクは、ランニングで受ける接地の衝撃が無く、膝や脚部の筋肉にかかる体重のストレスがほとんどありません。

持久力を最低限維持して、故障の程度によっては心肺機能を向上させるトレーニングをすることも可能です。

→故障者のエアロバイクを活用した有酸素トレーニング

セルフケアと基礎知識

アイシング用氷のう+バンテージ
怪我以外でも筋肉疲労を軽減するために気になる部位をアイシングすることも大切なセフルケアです。


スポーツ障害の入門書で基礎知識をおさえておくことは大切です。

 

まとめ

違和感や痛みは、身体からの信号だと考えて、悪化しないようにケアをしっかりして、練習を中断しないようにしましょう。

1日、2日痛みをガマンして、無理をして追い込んだトレーニングをしたとしても、その後長期間トレーニングを中断することになると、その追い込んだトレーニングは全く無意味になります。

トレーニングを中断しないことが一番大切です。トレーニング5原則の【継続性の原則】です。5原則の内、一つでも欠けると競技力は伸びません。→トレーニング5原則

今日走ることが大事なのか、何週間後または何ヶ月後かの大会で全力を出して走ることが大事なのか、目標と時期をしっかり考えましょう。

『やらずに後悔するよりも、やって後悔した方が良い!』と、言われることがあると思いますが、故障や怪我の痛みの場合は、話が違いますよ!

上の言葉は、何かに挑戦することを躊躇している人に向けて背中を押してあげる言葉です。

今回、私がみなさんに贈る言葉はこれです。

『痛いのに無理して走って後悔するよりも、痛みの原因をしっかり理解して、早く治して再発を防ぎ、目標の大会で良い結果を出して笑おう!!』です。

自分にも言い聞かせます。
自己管理は本当に難しいものです。

練習日誌は自己管理の原点を詳しく見る。

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