雨の日の練習、レース前のウォーミングアップの服装、市民ランナーのレース対策の服装と注意すること


雨は嫌ですね。
大会は雨でもあります。練習も雨だからと言って休んでばかりはいられません。

梅雨の雨、真夏の雨、秋冬の雨は違います。

真夏は全く関係ないと言っても良いでしょう。暑いより雨の方が気持ち良いくらいです。

梅雨の雨は、気温によっては冷えるので多少の防寒対策も必要です。

秋冬の雨が最悪です。雪が降ってくれた方が濡れないので快適なくらいです。
 
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練習メニューをどうするか?

基本的には変える必要はありません。大会は雨でもありますから。

しかし、天気予報を見て翌日が好天なら練習を上手くずらして、雨の日は軽くjog、好天時にポイント練習を行う方が効率的で、気持ちよく練習できます。

1人で練習している人は柔軟に対応できますが、部活動などでメニューが決められている場合は、柔軟に動けないことが多いです。

その場合は、メニュー自体の流れは変えずに、練習量を少し減らすことをおすすめします。設定タイムを落として本数や距離をこなすより、設定タイムを少しだけ上げて、本数を減らす方が効果的な場合が多いです。

レース時期なら減らして質を高め、冬季等の鍛錬期であれば、距離を重視するというように時期によって調整すればよいです。
 
 

頭には何をかぶる?

頭はツバがあるキャップかサンバイザーで顔に雨があたるのを防ぎます。それだけで随分違います。

春夏はサンバイザー、秋冬はキャップがおすすめです。
 

 

 

インナー上半身

秋冬は寒いので特に気をつけるべきです。夏は全く問題ありません。晴れの日と同じ服装で大丈夫です。夏の雨は涼しくて快適だと考えれば良いです。

秋冬ですが、気温にもよりますが、速いスピードが出せないようなハーフ以上なら保温性も考慮して、SKINSやCW-Xで問題ないと思います。コンプレッションタイプで身体にフィットします。これは好みが分かれます。

または、普通のロングTシャツです。値段もコンプレッションタイプの3分の1で安いですし、何より着やすいです。空気抵抗を気にしないならこれです。

ずぶ濡れはどちらでも防ぎようがないです。
 

 

 

 

インナー下半身

春夏はハーフタイツ、短パン
秋口はハーフタイツ+カーフガード
秋冬ハーフタイツロングタイツ

脚は意外と濡れません。
 

 

 

 

アウター上下

夏は必要ありません。秋冬の寒い時期の話です。春でも寒い時は秋冬と同様です。

montbelのポルカテックスの軽量なベストやジャケットを着るのは有効かもしれません。自分はそれのジャケットで秋冬のランニングをしています。

撥水加工してありますが、私のは度重なる洗濯でほとんど撥水しません。新しい時は結構弾いてたので、これは良い!と思いました。

ペースが速くないなら、ゴアテックスの軽量なジャケットを着ると完全防水です。

雨天時の練習では上下で着用しています。高価なので、社会人の特権ですね!2万くらいです。何年も使ってますが防水はかなり効いています。ゴアテックスは優秀です。

5’00ペースでもそんなに不快感ありません。4’00とかでもシャカシャカしますが、軽くて濡れないので問題なく走れます。

市民ランナーは、レベルにもよりますが防水ウェアでレースに出場するのもアリだと思います。速く走れない人は時間がかかるので、ゴールまでなるべく快適な状態で走れる方が良い場合があります。

私は大会で使ったことはありませんが、練習で試してみる価値はありますね。
 

 

 

 

マッサージオイル等

腕や脚にワセリンを塗るのは聞いたことありますが私はやってません。

ホットマッサージオイルもあります。
スプレータイプとチューブタイプがあります。多少は冷えを防ぐと思います。
 

 

 

低気圧と疲れの関係

雨が降ったり天気が荒れると言う事は低気圧が来ているからです。通常、天気が良い時は高気圧が来ています。高気圧の時と低気圧の時では疲れの抜け方が違ってきます。

低気圧が来ると体の内圧が高くなり疲労物質の除去が遅くなります。ですので、低気圧が来ているときは、練習の流れに影響が無ければ、可能な範囲でポイント練習を他の日にずらしてつなぎのjogなどでうまく練習することをお勧めします。大会は雨でもあるので、場合によっては雨でもポイント練習を敢行する必要があります。時と場合によって、今の自分はどうするべきか考えてみてください。

ポイント練習を他の日にずらさない場合は、タイム設定はそのまま本数を1本減らすなど調整する方が賢明かもしれません。またはタイム設定を少し上げても良いです。

悪天候で無理をして全力を出し切って走り、その後体調を崩すパターンを私はよく経験しました。気合だ、根性だ、雨になんか負けるか!と言う気持ちはわかりますが、科学的根拠をうまく活用して、体調管理をしっかりすることも大事なトレーニングの要素の1つです。

 
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雨天時の大会のクーリングダウンについて

疲労が抜けにくいことが予想されます。クーリングダウンをしっかりして、自宅に帰ってからはセルフケアでマッサージストレッチなど回復にもしっかり努めることが大切です。

クーリングダウンの適切な時間

 
 

低気圧と湿度が原因のパフォーマンス低下

低気圧の影響で酸素濃度が低下する。

低気圧の影響で副交感神経が優位になり身体が動きにくくなる。

湿度が高いとヒスタミンの分泌が多くなり身体の変調原因となる。

 
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まとめ

年間通して走っていると様々なコンディションで走ることになります。

いつでも快適に練習、レースに出れるように準備をしておくことは大切です。

高価なものは確かに良いですが、高価なものばかり揃えることができない人もいます。経済的に厳しいものがあります。社会人で収入が多い方はぜひ揃えるべきです。

学生はお家の人と相談ですね。

人間自体は完全防水です。

濡れて風邪をひいたり体調を崩してしまうのは、その後のケアを怠っているからです。

すぐに着替えるのは基本中の基本です。

走るだけではなく、その後の行動もきちんとすれば、ある程度の天候なら継続してトレーニングすることは可能です。

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