色が心に与える影響
みなさんは何色が好きですか?
私は黄緑色が好きです。
また、強豪校のユニフォームやジャージを見ただけで、着ている選手が強そうに見えることってありませんか?これは色の問題ではなくて、そのチームが出してきた結果が印象付けた思い込みです。
今回は、心理的な思い込みと色が人に与える影響を上手く捉えて利用する方法を考えてみます。
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寒色は落ち着き、暖色は興奮
寒色とは、青や緑系の色です。
暖色とは、赤や黄色系の色です。
落ち着くということは、副交感神経が優位になることです。
興奮するとは、交感神経が優位になるということです。
交感神経と副交感神経の切り替えを、アップとストレッチですることは過去記事で紹介しています。また、睡眠にも関わっています。
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暖色、寒色以外の色
黒と白
白は明るいイメージ=純真無垢、晴れやかで明るい清楚な印象です。
黒は暗いイメージ=落ち着き、無、悪役の印象です。
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色の活用
ポイント練習、高強度トレーニングの日は、暖色系を身につけると興奮状態になりやすく、前向きな心構えで練習に臨めます。
回復練習や休養の日は、寒色系を身につけると落ち着いた心理状態になりやすくリラックスできます。
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揃いのジャージ、ユニフォームなどで団結力を高める
強豪校であれば、先輩達の伝統と自分達の責任を感じることでしょう。
強豪校以外でも、統一されたデザインのものはチームとしての一体感が出ます。同じユニフォームを着ているだけで親近感が湧きます。仲間意識が芽生えやすくなります。チームで一丸となって団結力を高めたい時は全員で揃えるべきです。
自分たちだけでいるときはあまり感じませんが、他のチームが何チームもいる大会などの場所では特に仲間意識が強まります。
自分のチームと同じ色合いのユニフォームを見ただけで、どこの学校が気になりますし親近感も湧いてくるものです。
これらは、色の条件よりも思い込みが作用しています。
ジャージの他に、揃えたTシャツでも同様の効果が期待できます。同じタイミングで着るには事前の打ち合わせが必要になります。
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大事なポイント練習で大会用ユニフォームを着る
大事なポイント練習で、大会用のユニフォームを着ることは、気合を入れて気持ちを高める効果があります。
毎回着ていると、特別感が薄れるので頻度を考えて着る必要があります。
サングラスの活用、色で脳を錯覚させる
中高生はサングラスをして練習したりレースにでることは無いと思いますので、大学生や社会人向けです。
レンズには可視透過率があり、10%では太陽光をほとんど遮断、90%ではかなり明るいレンズになります。何種類か揃えておくと使い分けができます。
装着した時、視界に色がかかるタイプのレンズがあります。暖色系と寒色系です。
暖色系レンズは、秋冬の低温時に暖かく感じます。夏など暑い時にかけると余計に暑く感じるので避けるべきです。
寒色系レンズは、夏など暑い時期に視覚的に涼しさを感じさせてくれます。
練習、レース時の気温に応じて使い分けることをおすすめします。
個人的な話ですが、私はグレー系の可視透過率60%程度の明るめのレンズを好んで使っています。視界の色が変わらないタイプです。トンネル内もそのまま見えるくらいです。オークリーの偏光ミラーレンズです。
余談ですが、普通レンズ、偏光レンズ、ミラーレンズ、調光レンズなどたくさんの種類があります。私は全て持っていますが、日常の練習でいつも使っているのは先に紹介したものです。
調光レンズは、秋冬のバイク通勤時に。
暖色系レンズは、真冬で天気が良い寒い日に。
寒色系レンズは、猛暑日の練習やトライアスロンのレースに。
完全な大人の楽しみです。
現在、学生のみなさんも大人になればまた違った楽しみもでてきます。余談でした。
まとめ
練習メニューを組み立てる知識やランニングフォームの技術、運動生理学などの要素以外にもパフォーマンスを向上させる効果がある要素があります。
今回は、色と揃えたユニフォームなどを紹介しました。
学生は、部活動に所属しないと大会に出られない規定になっているので、必ず揃えたユニフォームがあると思います。チームメイトがいることは素晴らしいことです。
同じ時代に同じ場所で育ち、同じ部活動に所属しています。人類70億人近くいる中で出逢った貴重な仲間です。
仲間と切磋琢磨できる環境こそが、パフォーマンスを向上させるもうひとつの要素になります。若い時に出逢った仲間との想い出は生涯色あせないものとなるはずです。
自分なりの、金色に輝く結果を出せるように今をがんばってください!!
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