横軸が、走力レベル(タイム)
縦軸が、上が速くて下が遅い運動強度(練習ペース)
この表のタイムが、これから選択するレベルの練習メニューに表示されてきます。
ペース設定の根拠となるものは、心拍数であることは他の項目で説明した通りです。
タイム設定一覧表では、①~⑦の番号で簡易的に心拍数の割合(運動強度)を示してあります。
例えば、②は心拍70%で基本jogの範囲です。後で確認してみてください。
これから紹介する練習メニューは、心拍数管理、運動特性、目標距離ををすべて考慮しています。漠然とした一般的な練習案ではありません。より個人に合わせた具体的なものにするために、個人の実力に合わせたタイム設定を、この一覧表で設定しています。
この一覧表は、まずは私がすべてのペースで心拍を計測しました。
次に、5000m14’40″~20’00″の何人もの選手で最大心拍数と各ペースでの心拍割合(%)を確認しました。
そうすると、規則性を見つけることができ、さらに走力が低い人でも練習・計測を繰り返したところ、その規則性が適応することも確認しました。
この一覧表を使うことで、最大心拍数を計測しなくても、自分の実力に合う区分のペース表を使うことで、知りたいペースがわかるようになっています。
レベル(現在のタイム)選択の時には、最近走った5000m、3000mの記録で選択するか、予想タイム(自分の実力を過大評価せずに無難なタイム)で練習メニューインデックスから、自分専用の練習メニューを選択して試してみてください。
そのメニューをさらに自分流にアレンジすることで、ベターなメニューからベストなメニューを作り上げることができると考えています!
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